Gera(Kyoko Maruoka)/Tokyo JAPAN クロスステッチ図案のデザインをしたり絵を描いたりしています。 WEB→http://www008.upp.so-net.ne.jp/gera/  図案の商用利用、画像の無断転載を固く禁じます。


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【お知らせ】

いつもご注文ありがとうございます。
Creative Poppyさんで『女生徒』シリーズ他のファイルダウンロード販売が始まりました。BASEでのご注文受付けは7月いっぱいまで、8月は夏休みとさせて頂きますが、Creative Poppyさんでは引き続きご利用頂けます。どうぞよろしくお願いいたします。

Dear International Customers:
I am pleased to inform you that file download service(PDF) for Gera's new designs is starting at ‘Creative Poppy ’. I would appreciate if you enjoy my designs more than before in the future.
Many thanks.

Creative Poppy →



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そして暑中お見舞い申し上げます。
別件で古い作品画像探していたら、6年前にケアンズへ旅行したときの画像見つけて、ちょっとだけバカンス気分。お友達が旅行や仕事で出かけた先の画像をSNSで流し始めていて夏休みだなぁと思います。


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今年は我が家は子どもが部活の合宿行って、戻ってきてピアノのコンサート出て、それからホームステイの事前研修、すぐに出発というバタバタな夏休み。自分の計画まで頭が回っていないのですが、せっかくだから私もどこかにぷらっと行きたいなぁと思っているところです。どこ行こう?





# by geratkb | 2017-07-21 02:07 | cross stitch

7月の青空

間違いなく夏!ですね。浅草寺のほおずき市→お盆(東京は7月なので)→隅田川の花火、というのが子どもの頃からの7月公式行事。
ほおずき市は別名四万六千日参り。浅草は川向こう(!)なので地元っていうわけでもないのですが(下町、とひとくくりにされることが多いですが実は文化はかなり細分化されていて、同じ丁目でも道をへだてただけでどこの氏子か異なるのでお祭りの日にちもちがいます)、だいたい毎年お参りには行ってます。



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お参りしたところでどうなる話もないと思ってはいますが、お参りするぐらいしかないこともたくさん。人智をこえた存在を信じる信じないにかかわらず、目を閉じて首を垂れる、という行為そのものには心が少し落ち着くという作用があるなと思います。



今週はいろんな友達に一気に会っておしゃべり!個人事業は気楽なようで、ドツボにはまり出すと浮上するきっかけをつかみにくい。まさにはまりかけていたところだったので、ありがたかったです。
高校時代の友人は理性的なので、私が置かれてる状況を冷静に分析、一緒に俯瞰してくれた。大学時代の友人は太陽みたいな人なので、横でおしゃべりしてるだけで光合成しているように元気を注入してもらった。セツ時代の友人はただただまっすぐに描きたいものを描き続けていて、「続ける」ということのパッションみたいなものを思い出させてくれた。今日はこれから幼稚園時代のママ友に会う予定。

で、たまたまだけれど、今週会った同年代の友人はみな絶賛「母」稼業中。それも終盤戦。

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この間観た映画「20センチュリー・ウーマン」。主人公は強くて弱くて素敵なお母さん。ティーンエイジャーの一人息子の扱いに悩みながら、自分の人生についても悩むシングルマザーのお話。子どもがいることで得たものと失ったもの、どちらも贈り物なんだなぁと思いました。
友人たちもみなそれぞれがオリジナルのままならない「悩み」かかえて奮闘中なわけで(もちろん私も)、他人の解決策は参考になるようでならず、でもなんだろう、1人じゃないんだなと思える心強さいうものも確かにあるなぁと。

自分の妊娠がわかって出産について漠然とした不安感があったとき、渋谷のスクランブル交差点ですごい数の人が向こう側から歩いてきてすれちがいながら、「こんなにたくさんの分娩が!」とめまいを覚えたのを思い出します。人数というより分娩数。誰の手も借りずに、しかも一度に何匹も産む犬猫を心から尊敬するようになったのもその頃からです。アゲハチョウの卵も幼虫が食べやすそうな柔らかい芽に見つけることが多く、そこに産みつけた母の情を感じます(あるいはプログラミングの妙)。そう思うと奮闘しているのは1人じゃないし、人間だけでもないし、と思う。
などと書いてるのも15年前の今日、人生でベスト3にまちがいなく入るくらいにはがんばって、あの朝窓から眺めたのはこんな晴れ晴れとしたお天気の、ぬけるような青空だったなぁと思い出したので。

どんな人も自分の誕生日は、お母さんの分娩日だったのだとたまには思い出したらいいと思う。
お誕生日オメデトウ。






# by geratkb | 2017-07-15 08:54

ステッチまわり

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2017も後半戦突入ですね。
今年の夏は息子が海外ホームステイに2週間でかけるので、私もその間何しよう?どこ行こう?とわくわくしています。と言いつつまだ何も計画立ててないし、息子の準備もまだ何もしていないのですが、とりあえずそこまでガンバろう。

WEB SHOPは8月お休み致しますが、7月いっぱいご注文承りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
Gera!SHOP

さてさて。個展のときに「普段どういう感じでステッチしていますか?」と聞かれ、写真でも撮ってご説明しようかと思ったのですが、何分おぞましい散らかり方で!
で、増え続ける本と、息子の部屋から絵本を引き取ってやりたかったので作業部屋にもうひとつ本棚を入れ、模様替えして片付けました。細長い四畳半に本棚3つに机にアイロン台に整理棚にプリンターに、、、もはや部屋というよりはコックピットのよう。素敵なアトリエをお持ちの方も多いのにこのお洒落感のなさはお恥ずかしいばかりですが、片付けた今写真を撮らないとこの先いつ撮れるかわからないので(苦笑)、書いておきますね。と言いつつ目新しいことをご紹介するわけでもなくて申し訳ないのですが、ステッチ始めたばかりの方もいらっしゃるようですのでご参考までに。

私は枠は必ず使っています(その方が刺しやすいので。なくても刺せる方もいらっしゃいます)。小さな作品は普通の丸い木の刺繍枠を使っていますが、それ以外はQスナップを使っています。主にキルターの方が使われる道具で、L字型のパイプ状のものを4辺つなぎ合わせるものです。縦横のサイズも好きに組み合わせできますし(正方形でも、細長い長方形でも)、セッティングも楽なので愛用しています。



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私はサイズの異なるもの3セット購入しました。20年近く使ってます。素敵なアンティークのスクロールフレームも憧れますが、複数のステッチを同時進行することも多いので無理かなぁと。Qスナップは本当に助かっています。

で、使ってないQスナップを、先日kumikoさんに頂いた編みバッグに入れたらピッタリで感激!

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ビニール素材の糸で編んで下さったんですって。すごーい!伸縮性もあるし、色もこのコックピットにぴったりの黄色、かわいく収納できて嬉しいです♪本当にありがとうございます。





さてさてそのQスナップをYAZAWAのダブルクリップにはさんで使うようになってから、左手が本当に楽になりました!それまでは手で持つか、机とお腹ではさんだりして往生していたのです。下側のクリップをプリンターの台にはさみ、上側にQスナップをはさんでいます。

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Qスナップ+布の重さがあっても自立していますし、くねくね好きな角度に曲げられて素晴らしい!のですが、いろんなタイプがありまして、Amazonのレビューに「ぽっきり折れやすい」と書いてあったものは、私も折れました!ので、もしも購入なさる場合にはよく吟味なさってくださいね。今使ってるものは1年以上使っていますが、特に支障はないです。
で、作品を同時進行しているときはクリップにQスナップ(木枠ももちろん)をはさみ替えればいいだけなので、本当に便利です。



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こんな感じでステッチしています。



図案は机の上に置いてステッチしています。
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って当たり前のようですが、書見台のようなものに立ててみたり、PCの横に貼ってみたりと試行錯誤の末なんです。

通常はしませんが、複雑な図案をステッチする場合には、ステッチしたところを色えんぴつで塗りつぶしています。黄色の透明なプラスチック板は、横方向に刺し進めるのでどこをステッチしているか目で追うのに便利です。


で、ステッチしながら図案を直していくので、PCとペンタブも必需品です。あと色を決めるのに糸見本帳もなくてはならない商売道具です。



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糸の管理はジップロック方式です。全色持っているのはDMCとcosmo。


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ビニールは11cm X 7cmのもの。この棚は無印のものです。糸番号順に並べています。


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で、使う糸を出してきて、クッキー缶に入れています。ムーミン好きというわけでもないのですが、サイズぴったりだったので3つ買いました。この作品は糸数が少ないので1缶でOK。




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それからこれはなんですか?とよく聞かれるのですが、クロスステッチ針(ニードルポイント針)用の糸通しです。



こんなでお答えになっているでしょうか、、、あと爆刺しして右手首が痛くなってきたときにはサポーターをはめてます。最近の必需品で、痛みはだいぶ緩和されます。ルーペはまだ使っていないのですが、だいぶビミョーなお年頃で(!)、リネンの織り糸見るには裸眼が楽です。でも図案を見るには眼鏡が必要なので、家では鼻めがねのような状態でステッチしています。まるでおばあさんのような姿と子どもには笑われています。早晩ルーペのお世話になるかと思うので、よい情報があったら教えていただきたいです。



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壁にぎちぎちに飾っていた作品も次の展開に向けてしまいました。



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作業部屋に引き取った絵本たち。絵本もだいぶ譲ったりして、思い入れがあるものだけ手元に残していますが、でもまだまだあって結局入りきりませんでした。どうしよう。



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本棚の上のテレビくん。以前息子の部屋に置いていたのを引き取りました。ウゴウゴルーガ、本当に好きだったのです。テレビくんがいると、たとえ修羅場でもおきらくごくらくなオーラを出してくれそう、マイフレンドです!




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嫁入り道具のバキューム式アイロン台も、祖母の形見の人形も健在です。この他にもチャート用の紙やらカットクロスの棚やら、絵の具や筆やらで狭い部屋はぎっちぎち。まぁいろんなものが手を伸ばせば届くので便利と言えば便利。


以上、こんな感じでやっています、という珍しくステッチモードな話でした。またご質問があれば!

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# by geratkb | 2017-07-05 02:50 | cross stitch

それぞれのセツ

次の個展に向けて走り出す前に作業部屋模様替えだ!と大掃除始めたのはいいけれど、眼前の地獄絵図に終わる気がしません。本と紙と布!懐かしいもの出てきました、その昔彫ってた消しゴムはんこ。


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彫っていたのは10年以上前かと。いちいち捨てる?どうする?で悩むものが次々出てくるので、片付けが全然進みません。

先週末は生誕100年長沢節展(弥生美術館)に駆け込みで。通っていたセツ・モードセミナーは4月に完全閉校しました(あ、ご存知ない方もいらっしゃいますね、長沢節先生はイラストレーターの先駆けでセツ・モードセミナーの創始者です)。個展準備で忙しくセツの終了日に行けなかったのがなんとも心残りだったので、懐かしい先生やモデルさんやお友達の顔も見えたモノ・セックス・ショウ上映会に参加できてよかった。セツお別れ会のような雰囲気。保護者会終わって駆けつけてよかったです。



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私はセツ先生がお亡くなりになられた後に通ったので、ご本読んだり作品見たり、語り継がれた教えを受けたりしただけですが、1人の素晴らしい人の存在でこれだけ多くの人が人生の方向性をそれぞれ見つけたということはやはり稀有なことで、まさに先生の中の先生でらしたのだろうと思います。
そして当たり前だけど、作品素晴らしくて声も出ませんでした。水彩画・クロッキーが素晴らしいのはもちろんだけれど、挿絵がとんでもなくかわいい+シックで往復ビンタ喰らった気分、ふらふらしながら2周しました。クロッキー動画もセツ椅子に座りながら3回見ました。線を引く、絵を描く、文章を書く、生活スタイル、ファッション、何なさっても正真正銘本物でお洒落で、かつ時代におもねらない感じがするのはなんでだろう。知性と感性、どちらとも兼ね備えていらっしゃったからでしょうか。


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あとあの建物のあの空間に身を置くだけで吸収していたことはたくさんあったのだな、と今にして思います。素敵な校舎の素敵な学校を作って下さったこと、そしてそんなことが可能な時代があったことに感謝したいです。

懐かしくなって当時のノート見返したら、私がセツでいちばんお世話になったM先生の言葉を発見↓。

「今日のアートシーンには様々な表現があふれていて意図する表現が『絵画』という枠におさまり切れないものも少なくない。単なる一方向の関係でなく双方向の関係など、ジャンルを超えてあらゆる方向から交叉し合っているものもある。その一方で、ひとつの平面から始まり平面に終わるタブロー制作を拠り所とする者も多い。
いずれにしてもそれぞれの人のもの。自分で自分のやり方を手探りしていくしかない。生活も職も心も不安定に晒される中、自己消耗しながら、この拠り所を見つけて下さい。」

今ならこの文章の意味が実感あるものとしてよくわかります。「自分で」「自分のやり方を」「自己消耗しながら」自分の場所=表現を見つけないといけない。手探り、っていう言葉はまさに。誰にも頼れない、自分の手だけが頼りと知ってからが本当の始まりですね。



あとセツでいちばん学んだことは「すべての色は関係性である」ということ。


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師匠のお言葉「色はごほうび」も、そんなこと思ったこともなかったから衝撃的でした。でも本当にそうだなぁと。これからもきれいだなと思える色をひとつずつ自分の中に増やして、自分のパレットを彩り豊かなものにしていきたいです。






# by geratkb | 2017-06-29 11:07

5月後半と6月

個展終わると凹むのと太るのは毎回のことなのですが、今回はひどかった!とにかくなんだかやる気モードにならず。少しステッチしたり、家でクロッキーしてみたりはしていたのですが、ガシガシとは手が動いてませんでした。淡々とコツコツやる、というのが苦手で、やるかやらないか差が激しいのをなんとかしたいと思ったのは若かった頃で、最近はもうあきらめています。努力する余地があるとするならば、なるべく「やる」期間を長くする、ということぐらいでしょうか。

手は動いていなかったのですが足を動かしていてうろうろしたり、本を読んで頭の中ぐるぐる回したり、映画見て気持ちがゆらゆらしたりとインプットはしていました。あとライブも行ったんだった!自分の備忘録代わりに美術館ネタ書いておきます。なので、終わっちゃってるものも多くてスミマセン。


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エリック・カール展(世田谷美術館)←7月2日まで
『はらぺこあおむし』にはどれだけ息子がお世話になったことかのエリック・カールさん。で、銀座松屋での個展ちょっと前に見たし行かなくてもいいかな、、、と思ってたのですが、それって2008年だったと知り愕然。まだまだ変わらずお元気なカールさん。もうお人柄の温厚なことは原画の隅々から感じられます。安心して子どもに手渡せる、この世界に生まれてきてよかったよねと伝えられるカラフルな絵本たち。世界がフラット化していることについては良し悪しあるだろうけれど、カールさんの絵本で育った子供たちが世界中にいる、ということは案外心強いことなのかもしれないなぁと思いました。カールさんのこおろぎ、大好き。同時開催の「淀井彩子と淀井敏夫」展も楽しめました。2階の図書室で、友人としばし本をぺらぺらめくったのも楽しかったです。





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ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち展(ギャラリーエークワッド)←8月9日まで
東陽町の竹中公務店1階のギャラリー(この間の火事にはびっくりでしたね!)。大好きなバートンさん!!! 私の中で、完璧なお母さん像双璧はターシャ・チューダーとヴァージニア・リー・バートン(自分は雑過ぎる母なので、見習おうという気はさらさらおきませんが)。『ちいさいおうち』や『ちいさいケーブルカーのメーベル』等の絵本はもちろん好きですが、さらにフォリーコーブ・デザイナーズがもうめちゃ好きで。作るものは影響相当受けていると思います。彼女がご近所のご婦人方にデザインを教えて、そのデザインをもとにみんなで布を作り、いろいろな製品にして受注販売していったという、羨ましい限りのビジネススタイル!その布もいっぱい見れました。

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卒業証書がこれまたかわいいのです、実物見れて感激。版木も美しい。
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『ちいさいおうち』の表紙も、水色のところの筆跡の点々見たときわぁーっと思ってぞくぞくしました。どれもこれも不純物ゼロの本物。写真撮れるのでカメラ持参でぜひぜひ。
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で、息子さんが涙ぐみながらお母さんのことを話しているVTRは必見かと。実の息子に「人間としてperfect!」って言われるお母さんって!とにかくおすすめですので、ぜひぜひ。


◆大英自然史博物館展(国立科学博物館)
金曜夜に出かけたら結構混んでいてゆっくりは見られなかったのですが、雰囲気は味わえて楽しかったです。鳥の剥製はすべて肢を上にした裏返した状態で陳列してあるのですが(保存のためだと思いますが)、それがなんだか科学標本のドライな感じに感情的な物悲しい「死」がまとわりついていて印象的でした。いつか現地に行ってみたいです。


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猫のミイラ。英国紳士は博物学ブームだったんでしたっけ?知的好奇心っていうのは人生の暇つぶしにはもってこいですよね。


◆渡辺良重展 絵をつくること(銀座G8)
平成の「かわいい」の王道。シュっとしていて、どこか切なくて、繊細で静かなかわいい。色の組み合わせも本当にかわいい。
◆西巻茅子 絵本デビュー50周年記念展(銀座教文館)
こちらは昭和のかわいい。ほがらかで、のびのびしていて、にぎやかで大胆。骨太のかわいいは安定感。本格的な絵も描ける画力はもちろんお持ちながら、子どもの心でのびのびとした線を一身に描いてらっしゃったのがよくわかる原画でした。『ワンピース』はリトグラフだったのだと初めて知りました!


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◆オクダトシ恵 ニードルアート展(ギャラリー・アートグラフ)
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手芸はどなたにも習ったことがないのですが、もしも習うとしたら先生は勝手に決めていて(妄想)、故宮脇綾子さん(アップリケ)とオクダとし恵さん(刺繍)。手芸と絵との境界があいまいで、唯一無二の作品を作られようとしている姿勢から学ばせていただきたいからです。そのオクダさんの展示は、知的で、かつ色と形が踊っている作品たちがとても楽しそうに飾られていました。戦後手仕事ブームのにおいが感じられて、やっぱり手芸は楽しくなきゃね!と再認識。↑は勝手に自分の刺繍道の教科書と思っているオクダトシエ『刺しゅうステッチ百科』(主婦と生活社)です。


ロマン・チェシレヴィチ 鏡像への狂気(銀座ggg)←6月24日まで
ポーランドのグラフィックデザイナー。シンメトリーこわっ。でもめっちゃかっこいいポスターいっぱいでした。コラージュもすごいよかった。

19世紀パリの時間旅行(練馬区立美術館)
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ロシア革命の作品作ったので、ときたらフランス革命も作りたいなと思ってたらまさに!の展示。博覧強記でその蒐集熱はケタはずれの鹿島茂さん。点数も多く、解説も熱かった!レミゼファンもいっぱいでした。当時のパリの石畳を歩くコツコツとした音が聞こえてきそう。服装わかるだけでもありがたい。これだけ膨大な資料集めて下さる方がいて、いろいろなインスピレーション受けている人はきっとたくさんいると思います。


佐藤直樹展「秘境の東京、そこで生えている」(アーツ千代田3331)
美術館巡りでいちばんの楽しみは、作品と直に対峙して驚くこと、だと思っているのですが、それには今まで見たこともないものをこの瞬間見ている!という実感が必要かと。そういう意味ではもう今年いちばんの展示でした。


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校舎を改装した建物は天井が低く、そこに一面の黒いジャングルが出現していて、入った瞬間鳥肌が立ちました。
黒だけの世界のはずなのに極彩色の波に飲み込まれたよう、むせかえる植物たち。まるでホバリングしている蜂になった気分で何周もぐるぐる。

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木炭で描いてらっしゃるのですが、その乾いた細かな粒子みたいなものがこの壮大で濃密な空間を作り上げている秘密なのかもしれないなぁと思いました。また見たいです!


横尾忠則HANGA JUNGLE(町田市立国際版画美術館)
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圧倒的なパワー。こちらはリアル極彩色なジャングル。汲めども汲めども枯れないパッションは、饒舌で淫靡でかっこいい、しかし裏にしたたかな戦略が潜んでいそうでいやいや騙されてはいけないゾとも思っていたところ、横尾忠則さんがアンディ・ウォーホルのヘビのおはなしの書評(朝日新聞18日付け)に書いてらした文章がそのまんまご自分の作品への批評になっていてびっくりしました。いわく、真面目に描くとイラスト、不真面目に描くとアート、high & lowの境界がない、通俗だって区別がない。芸術というのはまるでテロ、っていうのは横尾忠則さんの作品そのまんまにあてはまるかと。これだけの画業の長さ、情熱がまったく揺らがず、こじらせた思春期熱がますます燃え盛っているような作品群は本当にすごい。展示見れてよかったです!


ロシアの装丁と装画の世界(えほんやるすばんするかいしゃ)
古ぼけた紙とインク、その手触りに郷愁を感じさせるロシアの本がいっぱい。デザインが本当に素敵で、見返しもお洒落でいくら見てても飽きない。2階は日本や世界各国の絵本がいっぱい。鈴木義治さんの懐かしい絵本を見つけて買いました。

その他ギャラリー巡りはちょこまかと。映画は「メッセージ」がとっても面白かったです!言語と時間軸、なるほど~。見る前と後では自分が変化してる気がする。3次元生物の文字は2次元で、4次元生物の文字は3次元? SFもの映画館で観るのは楽しいですね。

あと近所の水族館の年パス買ったので、八百屋さんに行ったついでとかにふらっと寄ったりしています。

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たまたまお食事タイムで、チンアナゴとニシキアナゴがお祭り状態でした。
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慌ててすっかり身体が外に出ちゃうこともあるそうです。エサも好きなのと、そうでもなくってスルーする種類とあるんですよと飼育員さんがおっしゃってました。


で、肝心のクロスステッチですが、結局また個展をさせて頂くことになりました。来春です。今度はB面でのお話なので、ほぼ全部新作を展示したいのですが、となるともう時間ないじゃん!1年ないよ、9か月ぐらいだよ!ボーっとしてるのもたいがいにしないと。大好きなクロスステッチと読書が結びつくような展示にしようかな、と思っているのですが、できるのかな。うーん。悩んでないでとりあえず手を動かせ!ですね。

(やっぱり感想はたいしたこと書くんじゃなくてもまとめて書くと大変なので、ちょこまか書くようにしたいです。って小学生並みの反省です)





# by geratkb | 2017-06-22 14:55

No.60 『百合のにおい』につきまして

今日は雨ですね。大学時代の友人と久しぶりに会う約束していたのですが、延期になりちょっと残念。
まぁでも待つというのも楽しいものなので、それもまたよし、ですね。で、今日は↓みたいな気分で、あおむし一匹とのんびり家にいます。

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で、この「百合のにおい」を先日、完成しましたと画像を見せて下さったお客様がいらして本当に嬉しく、またネットでもステッチ下さってる方を発見してとっても嬉しい!そして、ご指摘いただいて気が付いたのですが、文机の長さがチャートは個展用DMに使用したときの長さで短くなっております。どんなサイズの額になさるのか、あるいはお仕立てになさるのかで余白とのバランスが変わるかと思いますので、場合によって文机の長さをアレンジなさってみて下さいね。




# by geratkb | 2017-06-21 15:18 | cross stitch

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